こんばんは。堀 智行です。
Amazon.com、つまりアメリカの
Amazonでカスタマーレビューの規約
が厳しくなりました。
本場、アメリカAmazonの流れは
高確率で日本にもやってきます。
今日はその対策について書いてみます。
本日のメインコンテンツ
■■レビューの規約改定に対処する
このニュースはもういろんなところで
言われているのでお聞きになった方も
いるかもしれませんが、
一応一つの記事のリンクを貼っておき
ます。
http://news.ameba.jp/20161004-1074/
これは今のところ日本のAmazonでは
なく、Amazon.com、つまりアメリカ
Amazonの話です。その点は誤解のな
いようにしてください。
アメリカでは何が変わるのかと言いま
すと、今まではレビューを書いてもら
うために、商品を無料提供したり割引
で提供してレビューを書いてもらうと
いう手法が許されていたのですが、
今後はそれが使えなくなるというもの
です。
ただし、「Amazon Vine先取りプロ
グラム」を除いて。とのことです。
この「Amazon Vine先取りプログラ
ム」については日本のAmazonにも
存在するプログラムなのでAmazonが
日本語で説明しているページがありま
す。こちらです。
https://www.amazon.co.jp/gp/vine/help
詳しくは上記リンクを見てもらいたい
のですが、非常にかんたんに言うと、
Amazonから招待を受けた人だけが
無料で商品を受け取ってレビューを書
くことができるというプログラムです。
そもそもAmazonはレビューを公平な
レビューだけにしたいので、
無料で商品を受け取ってレビューを
書くという、偏ったレビューになりが
ちな手法はできるだけ排除していきた
いという考えだと思われます。
それができるのは公平なレビューを書
く人だとAmazonが認定したレビュア
ーのみですよ、ということにしたので
す。
現状、商品を無料で配ってレビューを
書いてもらうことは、ガイドラインを
守って行うなら許されています。
以前紹介したこちらの商品
も商品を無償提供して書いてもらった
レビューが目立ちます。
https://www.amazon.co.jp/dp/B01G2W19PY
「製品提供を受けてのレビューとな
ります」などと書かれているのが
それですね。
繰り返しになりますが、この手法が
この度アメリカでは自由に使えなくな
りました。やがて日本もそうなるでし
ょう。
では、我々セラーはどうすればいいで
しょうか。
取るべき手段は次のいずれかあるいは
両方だと思います。
(1)この手法がまだ使えるうちにできる
だけ使って早くレビューを集めてしま
う。
(2)本来の形である、購入者にレビュー
をしてもらいやすいスキームを急いで
構築する。
それ以外にもグレーな方法でレビュー
を集める人もいますが、それは自己責
任でお願いします（笑）
では(1)の商品を無償提供してレビュー
をもらうという手法についてかんたん
に説明しますね。
レビューを書いてもらうよう誰にお願
いすればよいのでしょうか。
Amazonの顧客にはベストレビュアー
という、いいレビューを書くことで競
い合っている人達がいまして、
そのランキングサイトがあります。
こちらです。
https://www.amazon.co.jp/review/top-reviewers
ここにいる人たちに商品を無償で提供
してレビューを書いてもらうように
依頼することができます。
レビュアーの名前をクリックすると
そのレビュアーのコメントが表示され
まして、「もっと見る」をクリックす
るとたまに「Eメールを送信」という
リンクがあるレビュアーがいます。
そこをクリックするとgmailなどの
レビュアーのメールアドレスが表示さ
れるようになっています。
例えばこのレビュアーなんかが
そうですね。
https://www.amazon.co.jp/gp/pdp/profile/A35CG7ZV67SBT5/ref=cm_cr_tr_tbl_1_name
ここからレビュアーに直接連絡をとっ
てお願いするのです。
メールアドレスを公開しているレビュ
アーは比較的少数ですが、根気強く見
ていくとそういう人を沢山集めること
ができます。
では(2)の購入者にレビューを書いても
らいやすい仕組みを構築する方法とは
どんな方法でしょうか。
いろんなやり方がありますが、最も
手軽に、しかも継続的に行えるのは
オートセールスマンを使ってレビュ
ー依頼を送ることでしょう。
オートセールスマン
テンプレートをデフォルトのまま使わ
ず自分の商品に合わせて購入者から感
謝される文面にすれば、レビューをも
らえる確率はかなり上がります。
そういうテンプレートを作り込んで
強化しておくとよいです。
ユーザーさんはぜひ活用して下さい。
オートセールスマンを使う以外には
商品に手書きのメッセージカードを
入れてレビューをお願いするなんて
いう方法もあります。
こういう心のこもったやり方はとても
効果的です。ただ結構手間がかかるの
で、ずっとやり続けるのは大変かもし
れません。レビューがまだついていな
い初期の段階だけやるというのでも
いいですね。
で、これは本質的な話になりますが、
そもそも商品がよければいいレビュー
がつきやすく、その逆だと悪いレビュ
ーがあっという間についてしまうので
品質のよい商品を扱うのはとても大切
です。
今仕入れている商品が、品質の点で問
題があれば、仕入れや物流のスキーム
を改善して下さい。
こういうことに裏技はありません。
しっかりと物販をやる人が生き残れる
ようになってきています。
ぜひ参考にして下さい。
オートセールスマンのことを書いてお
いて、現在は募集をしていないので
心苦しい限りなのですが、ユーザーさ
んはライバルに差をつけるチャンスな
のでぜひ活用してくださいね。
お読みいただきありがとうございました。
堀 智行
■編集後記
中国は国慶節に入りました。
国慶節に入るまでに発送できるよう
今回も段取りを行いました。
うまく行ったものもありましたが、
ギリギリ間に合わなかったものも
ありました。
メインの商材はうまく行ったのでよか
ったですが、ちょっと失敗したのも
あって、次回はもっと精度を上げたい
と反省です。
中国輸入をはじめてもう4回目の国慶
節なのですが、いつも思うことは
思った以上に早めの準備が必要という
ことです。
国慶節が近づくにつれて中国では注文
も物流も混み合いますから普通以上に
時間がかかります。
予定納期が遅れることもあります。
今回は9月にあった3連休を販売業者
が忘れていたという理由で納期を延ば
されてしまいました。爆
中国人は「忘れてた」って普通にさら
っと言ってくれますからね。汗
そういうことも受け入れてあげないと
中国輸入はできません。
今回もいい勉強になりました。
余裕を持ってやることと、やるべきこ
とは集中力をもって短期間でやること
の両方が必要だなと。
だって余裕持ってできないこともあり
ますから。そういう時は短期集中です。
そこで差がつくこともよくあります。
もっともっとレベルあげれるように
がんばります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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