こんばんは。堀 智行です。
売れる商品にする条件にはアクセスが
多く集まることもさることながら、
ページを見た顧客の多くが購入する、
成約率の高いカタログにすることも
必要です。
見るだけで買ってくれなければ意味
ないですから。
今日は成約率を上げるのに効果的な
ことを書いてみます。
本日のメインコンテンツ
■■成約率の高いカタログの作り方
成約率を上げるためのことは1記事で
は書ききれないほどありますが、
今日はその中の一つをお伝えしますと、
「商品紹介コンテンツ」機能の活用で
す。
どうすれば低コストで効果の高い商品
紹介コンテンツを作れるでしょうか。
それにはポイントがあります。
「商品紹介コンテンツ」をすでに使っ
ているよ、という方も多いと思います
が、まだまだ使っていないセラーも
多いのが現状です。
この機能を使うと通常のカタログ作成
では入れられない多くの写真や商品説
明を入れることができます。
商品紹介コンテンツを使った、よく売
れている例を一つお見せしますね。
こちらです。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00X2YS6VG
どうですか？
「商品の説明」と書かれているところ
から下が商品紹介コンテンツです。
まるで楽天市場の商品ページのようで
すよね。
Amazonは今までどちらかというと
無機質なカタログで販売する場所とい
うイメージでした。
それでも全然問題なく売れていました。
でも、もっとよくしていこうという流
れになってまして、
これからはこういう機能を積極的に活
用して、訴求力を高めていくことを
Amazonも推奨しています。
「でもこんなカタログ、自分ではとて
も作れないよ」
そう感じる人もいると思いますが、
心配は無用です。
私だって自分ではとても作れません。
ではどうしているかというと、
できる人にお願いしています。
こういうカタログを作るための要素は
・写真
・デザイン
・コピー
・商品コンセプト
の4つに分けられます。
そして最低限確保する要員としては
・商品撮影カメラマン
・デザイナー
うまくいけばこの2名で事足ります。
●「商品撮影カメラマン」
商品写真というのはカメラマンの中で
も一つの専門分野です。
いわゆる「ブツドリ」というやつです。
写真のクオリティで売れ行きがかなり
変わるのでそういうのを専門でやって
るところを確保するとよいですね。
業界的に有名なのはバーチャルイン
です。ご存知の方も多いと思います。
それ以外でも個人外注で腕のいいカメ
ラマンはたくさんいます。ランサーズ
などで探してみましょう。
●「デザイナー」
デザイナーにもいろんな分野がありま
すが、ECサイトのデザインとか、
販促品や販促チラシなどのデザインの
経験がある、マーケティング要素を
理解しているデザイナーがいいです。
そういう人を確保できると売れる
デザインをしてもらえます。
マーケティング要素を加えたデザイン
の経験者の中にはコピーライティング
までできる人も時々います。
そういう人を確保できれば最低限の
人員ですばらしいページを作れてしま
うんですよね。
●商品コンセプト
自分の商品なのでここは自分で考えま
しょう。
正確に言うと「自分で考える」のでは
なく世の中の悩みを「発見する」と
言った方がよいかもしれません。
その悩みを解決することをコンセプト
にするのです。
さっきのこちらのカタログで言うと
https://www.amazon.co.jp/dp/B00X2YS6VG
「あなたの大切な靴を綺麗に5年長持
ちへ」
というのが商品コンセプトです。
「大切な靴がしわだらけになってませ
んか？」という問題提起から入ってい
ますよね。
これはうまいパターンです。
まず顧客の悩みにフォーカスしてい
るからです。そして悩みを解決する
コンセプトを打ち出します。
「綺麗に5年長持ちへ」と。
これで心をわしづかみです。笑
こういうコンセプトはどうやって作る
かというと、そもそもこの商品を欲し
がっている人は何を悩んでいるのか？
解決したい悩みは何か？
そこにフォーカスし類似商品や関連商
品の商品レビューを見まくります。
よいレビューも悪いレビューもどちら
も見ると、たくさん見ているうちに
購入者が何を望んでいるのかが見えて
きます。それをコンセプトにします。
これはAmazonに慣れているあなたが
適任ですので、自分でやるのが一番で
す。あるいは管理者やアシスタント的
なスタッフがいるなら一緒にディスカ
ッションしながら進めてもよいです。
商品紹介コンテンツはセラーセントラ
ルの「在庫」メニューから「商品紹介
コンテンツ管理」へと進むと作れます。
ご自分の商品がある方は試してみてく
ださい。
カタログができ上がったらオートセー
ルスマンを使ってレビューをどんどん
集めたら最強のページになりますよ。
ユーザーさんは活用してくださいね。
お読みいただきありがとうございました。
堀 智行
■編集後記
先日車に乗っている時に道路工事が
あって、交通整理の警備員が立って
いました。片側通行なので車をスト
ップさせたり行かせたりする人です。
見ると女性でした。
その女性の警備員の動きが非常にしな
やかなのです。
あの動きは男性の警備員には出せない
だろうというしなやかさ。
手の動き、体の動きが流れるように
しなやかでまるで新体操でも見ている
ようです。
（ちょっと大げさですけどね。笑）
あの動きなら恐らく交通整理は男性よ
りもスムーズにできると思います。
女性ならではの強みが活かされていま
した。
これを感じて思ったことは何か強みを
持つこと、他との差別化を図ることが
重要だなということです。
たぶんあの女性警備員は警備員の仕事
に困らないと思います。
我々も商品づくりの時に、価格だけで
しか比較されない商品ではなく、
他とは違う価値の高い要素を取り入れ
て、オンリーワンの商品を作るべきだ
なと思いました。
オンリーワンは強いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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