中国輸入

中国人を理解して教育する

だんだん分かってきました

 

こんばんは。堀 智行です。

前回はパートナーに交渉の仕方を教え

ることについて書きましたが、

交渉は本来中国人の方が得意ですから

教える機会は少ないかもしれません。

 

でも、パートナーとして成長してもら

うには他にも教えることはたくさんあ

ります。そんな時に意識しておくと

よいことがあります。

 

今日はそのことを書いてみます。

 

本日のメインコンテンツ

■■中国人を理解して教育する

教育をするのに、まず大前提として

中国人は日本人とは違う、という理解

が必要です。

 

品質基準などを比べれば日本の方が

圧倒的に上なのですが、

決して見下すのではなく、違いを理解

するのです。

 

違うのは商品の品質基準だけではあり

ません。文化も仕事に対する考え方も

違うので、全て日本式を押し付けよう

とするとうまくいきません。

 

もちろん、商品の販売先が日本なので

最終的には日本の基準に合わせなけれ

ばならないのですが、アプローチの

仕方は中国人を理解して行う必要が

あります。

 

例えば納期に対する考え方です。

日本人にとっては納期を守るのは当た

り前のことですが、

中国人にとっては遅れるのが当たり前

という感覚があります。

この前提が違うことを理解しなければ

なりません。

 

自分のパートナーはそもそも日本が好

きで、日本との取引経験がある場合、

日本人の感覚を理解してくれるかも

しれません。

でもそれは中国のメーカーや販売業者

にまでは通用しません。

納期が遅れていたら状況を確認したり

催促はしますが、

あまりにも目くじらを立てて怒りすぎ

るとどうなるかというと、

 

相手が反発して、損をするのはこちら

になります(爆)

 

ギャーギャー怒ったところで納期が

早まることはありません。国全体が

そういう感じで動いているので、

一箇所に圧力をかけたところで

変わるものではないのです。

 

だから中国人の感覚としては

納期を絶対守れなどと言うことは

「無茶を言うな」というのが本音の

ようです。

 

日本では考えられないことですが、

それを理解していないとうまくいきま

せん。むしろ状況に理解を示してやり

この状況から最短で納品してもらえる

ように努力をします。

 

また、日本人と違うところとして

「出したら終わり」という感覚が

あります。

どういうことかと言いますと、

日本では商品を購入した後でも何か

あったらアフターフォローをするのが

当たり前ですが、

中国の多くの業者は売ってしまったら

そこで仕事は終わりという感覚です。

 

あとから

「こういう書類を出してくれ」とか

「商品の写真を撮ってくれ」とか

いろいろ言っても、彼らにはもう終わ

ったことなので、言っても無駄という

ことはよくあります。

必要なことは購入する前に全て話を

つけておくべきなのです。

 

自分のパートナーとは継続的に仕事を

するので、あとからでも応じてくれる

と思うのですが、パートナーが交渉

する相手である、中国メーカーや販売

業者には通じません。

こちらの要望が全く通らないことも

しばしば。

 

それを日本の感覚で、対応させようと

してパートナーに

「なに言ってるんだ。もっとちゃんと

交渉しろ。きちんと対応させるのが

あなたの仕事だろ!」という態度を

とってしまうとお互いにストレスが

溜まるだけで、いいことはありません。

 

むしろ、今回は詰めが甘かったという

反省材料にして、今後はどういうやり

方だともっとうまくいくか、前向きな

話し合いを中国人パートナーとすると

よいでしょう。

 

日本人は世界の中でも極めて几帳面で

細かい国民性です。外国から見れば

日本の方がよっぽど特殊です。笑

 

そのお互いの違いを埋め合わせるのが

我々の仕事ということですね。

参考にしてください。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

堀 智行

 

■編集後記

最近息子から私がこのアニメのキャラ

クターに似ていると言われました。

これです。

https://pbs.twimg.com/profile_images/598319524169973760/wJXgO4cF.jpg

 

はい。そうです。食べれるやつですよ。

で、私の顔がこちら。

http://zaikochecker.jp/zai-win3/img_lp/hori.png

似てますかね?

 

最近はこの写真よりも少し太ったので

よけいに近づいたのかもしれません。

顔の形と髪型が近いのだそうです。笑

 

それにしてもしょくぱんまんと言われたの

は人生の中で初めてです。

しょくぱんまんについて調べてみると

ジャムおじさんから作られたアンパン

マンやカレーパンマンとは違い、

トースター山という山から生まれた

そうで、アンパンマンワールド的

「イケメン」なんだそうです。笑

 

アンパンマンより腕力は劣るものの

強みは頭が切れることで、推理したり

作戦をアドバイスする場面が多く見ら

れるそうです。

 

うん。悪くないですね。

私、このキャラ設定好きです。

これに似ているのなら光栄です。笑

 

子供と接していると思いも寄らない

ことを言われることがあって、

おもしろいです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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