こんばんは。堀 智行です。
外注さんにやめられてしまいました。
こういう時、どうすればいいのか
私なりの考えを書いてみようと思います。
詳しくは編集後記で。
本日のメインコンテンツ
■■年間計画で考える
まもなく年末商戦ですね。
一年の中で大きく売上を伸ばすチャンスです。
100万円プレイヤーになる絶好のチャンスです。
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・・
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・・・・
・・・・・
よくそんな風に言われますよね。
この業界では稼ぎを月の利益で表すことが
多いのですが、
物販をやってみれば分かりますが、
月によって売上は上がったり下がったり
するものです。
月利100万円稼いでますと言っても
サラリーマンのお給料のように毎月
一定額の利益が出ている訳ではありません。
最高月利のことを言っていることが
ほとんどです。
最高月利の目標を持つのはいいのですが
本当に重要なのは年間を通じて
どれだけ稼げるかです。
業者になったなら年間計画で考える方が
むしろ自然なのです。
こちらのグラフをご覧ください。
http://bto-pc.jp/btopc-com/2013/05/29/japan-pc-sipment-jeita-2012.gif
売れる時期と売れない時期の差が
だいたい倍ぐらいあるのが分かります。
これは一つの商品の例でしたが、
全体的な傾向というのももちろんあります。
一般的には12月が最も売上の多い時期で
2月、8月は最も売上が落ちる時期だと
言われています。
なので、はじめから2月、8月はピーク時の
半分から3分の一ぐらいで見積もっておいて
仕入れ量も調整します。
（その時期にできるだけ売上を下げない努力も
もちろんしてください）
そして売れない時期に普段はできないような
仕事をすればいいです。
例えば販路拡大のための仕事だとか
外注化の構築とかです。
そうすることで他の月の利益を伸ばせるようになり
売れない月を他の月でカバーできるようになります。
こういうことをよく売れる忙しい月にやるのは
必ずしも得策ではありません。
例えば今のクリスマス前の時期、
新しいプラットフォーム進出の準備を始めるよりも
今の販路で利益を最大化させることに集中した
方が利益は伸びやすいです。
他のことをはじめるとエネルギーが分散される
からですね。
2月は中国の春節なので物流がストップします。
中国輸入をしている人はそのことも計算に入れて
おきましょう。
売上が落ちることをはじめから予定しておけば
大変だ大変だと慌てる必要もありません。
むしろその時期は普段できない準備の期間と
して、あくまでも年間トータルの利益を伸ばす
ことを意識するのです。
例えばですが、
ある程度利益が上がってきた人はその時期に
事業安定のため、パートナーへの外注化
に取り組んでみてはいかがでしょうか。
パートナーの力を借りると一気にレバレッジが
かかって、ビジネスが拡大できます。
よかったら参考にしてください。
ちなみに2月、8月が売れないというのは
扱う商材によって違うので、
ご自分の扱っている商材にあわせて
過去の傾向を分析するなどして
判断してくださいね。
お読みいただきありがとうございました。
堀 智行
■編集後記
先月ぐらいから新しい販路を開拓したので
そのプラットフォーム専門の作業を
外注さんにお願いしていたんですね。
商材も決まって、連絡の流れもできて、
ようやく販売開始できるぞ。と思った矢先に
今月で辞めたいとの連絡が。。。
こういうパターンは正直痛いですね。
どういう対応を心がけたらいいのでしょう。
まず理由を聞きます。
理由によっては引き止められる場合が
あります。お悩みを解決してあげれば
辞めずに済むかも知れないからです。
ではこの理由なら仕方ないなと思える
場合はどうしましょうか。
今回の私のケースはこれでした。
その外注さんは小さな子供がいる女性で
子供を預けるところがないので外に働きに
出ることもできず、家でできる仕事をしたい
という人だったんですが、
この度、託児所付きの職場が見つかった
のだそうです。だからそっちに移りたいと。
そういうところに移った方がその方のために
なるわけですよ。
私から払う外注費ははるかに安いですからね。
内心「ここまでやっておいて他が見つかったから
移るってマジかよ〜」なんですが、
それはぐっとこらえてその方の成功を喜んで
あげるようにしています。
「いいところが見つかってよかったですね〜。
辞められるのは残念ですが○○さんにとって
一番いい形ですよね。おめでとうございます」
みたいな感じで対応しました。
そこで嫌みの一つでも言うならば、
その方は痛みを抱えたまま次の仕事に移るだけ
のことです。何のメリットもありませんし、
引き止められる訳でもありません。
それよりも応援して送り出してあげると
お互いに気持ちがいいですし、
思わぬメリットがあるかもしれません。
世の中狭いですから、もしかしたら相手は
今度はお客様として利用してくれるかも
しれませんし、
自分の取引先の従業員になるかも知れません。
何がどうなるかは分かりません。
そういう時、どういう辞め方をしたのかが
重要になってきます。自分の会社について
とてもよい会社だったと言ってくれることもあれば、
その逆もあるからです。
先日は経営者は世の中に価値を創造する
存在だということを書きましたが、
これはお客様に対してだけではなく、
すべての人にできるのが理想です。
そうすれば生み出した価値はいつか自分の元に
戻ってきます。
人に価値を与えるということを習慣化していなければ
ここぞと言う時にぼろが出ます。
いつも相手の成功を願うのが基本スタンスですね。
辞めたいと言われた時は、そういうトレーニングの
チャンスだと受け止めればいいんです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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