こんばんは。堀 智行です。
ビジネスが楽しいと思うには
価値を生み出すことだと
思います。
詳しくは編集後記で。
本日のメインコンテンツ
■■税理士の存在価値
金融機関から借入をするためには
実は協力者が必要です。
それはだれかと言いますと
税理士もしくは公認会計士などの
会計処理をしてくれる人です。
（以後、シンプルに税理士といいます）
どんな協力が必要かといいますと、
借入を申し込む時には会社の成績表とも
言うべき「決算書」の提出を求められます。
その決算書を作るのは税理士です。
さらに会計年度の途中で借入を申し込む
場合は「試算表」の提出を求められます。
試算表とは何かといいますと
決算書は1年分をまとめたものであるのに対して
試算表は例えば決算から3か月経過して
いるとするとその3か月分だけをまとめた
資料と思っていただければいいです。
それも同じく税理士が作成します。
決算書や試算表の内容が実は借入には
非常に重要でして、この内容で
借入できるかどうかが大きく分かれる
と言っても過言ではありません。
かんたんに言うと優良企業だと分かる
決算書であれば借りやすいという事です。
先ほど税理士の協力が必要と言いましたが
金融機関から優良企業とみてもらえるよう
にちゃんとした決算書を作るには
ビジネスを理解しているいい税理士が
必要なのです。
会計処理には選択できる処理がさまざま
ありまして、できるだけ節税するやり方
もあれば、あまり節税をせずに企業として
の成績を重視するやり方もあります。
その中間のバランス型もありますし、
その辺りは経営戦略の話になります。
中には頭の固い税理士もいて、
こちらの希望を言ってもなかなか言う事を
聞いてくれない人がいます。
そう言う人だと借入はおろか、ビジネスが
やりにくくて仕方ありません。
極端ないい方ですが、経営戦略に協力して
くれない税理士ならいない方がましだと
思っています。
毎月の帳簿をつけるのって、実は税理士資格
はいらないってご存知ですか？
帳簿をつけるだけなら実は誰でもできるんです。
だから格安サービスも探せばいくらでもあります。
例えばこんな感じです。
http://www.keiri-rakuraku.com/
経営戦略に協力できない税理士を頼むぐらいなら
記帳代行で十分です。
「じゃあ安い記帳代行で」
「稼げるようになったら税理士を頼もう」
こう考えるのは結果の出せない思考ですから
気をつけてください。
稼ぐために今からいい税理士をつけようと
考えるべきなのです。
いい税理士でもそんなに高いものではありま
せん。そのわずかな費用をケチるのは
前回書きましたが、
締めるところと出すところが逆になっている
典型例です。
借入に話を戻しますと
何の戦略もなく決算書を作るのと
経営戦略まで考えた決算書を作るのとでは
借入の結果が大きく変わります。
なのでいい税理士を選ぶのがおススメです。
いい税理士はどうやって選べばよいのかは
次回お伝えしようと思います。
実は偉そうに言ってますが、私は税理士選び
では相当苦労してます。
その失敗談からお話しようと思っています。
お読みいただきありがとうございました。
堀 智行
■編集後記
サラリーマンをやっていた時よりも
起業家になってからの方が正直
忙しくなっています。
それでもサラリーマン時代とは
比べ物にならないほど仕事が楽しいです。
何が違うかというと
サラリーマンは安定と引き換えに
自分の時間を切り売りしています。
起業家は時間も使いますが
売っているものは時間ではなく
価値そのものです。
例えば物販をする人が商品の売行きを
確認できるようにした在庫チェッカー。
これをちゃんと使った人は利益が増えるので
在庫チェッカーがなければ生み出されなかった
富を世の中に作り出した事になります。
つまり価値を生み出しているわけです。
物販そのものだってそうです。
世の中の人が欲しがる商品を
自分が苦労して仕入れて来たから
お客さんは買える訳ですね。
自分がいなければそういう消費行動は
起きなかったのですから価値を生み出した
と言えます。
つまり世の中への貢献度が高いのです。
だから楽しくて仕方がありません。
やりたい事はまだまだあるのに時間が
足りません。
サラリーマンだって世の中に役立っている
と言われればそれはそうですし、それが
あっているという人もいると思います。
ただ私の場合はサラリーマン時代は
「早く仕事が終わらないかな〜」
「次の休みは○日後か〜。長いな〜」
みたいな感じで仕事が苦しくて
早くこの苦しみが終わらないかな
と考える事が多かったです。
仕事＝しんどい事
だったんですね。
起業してからはしんどいことがないと
いえばウソになりますが、
そんなことよりもワクワクすることや
嬉しい事の方がはるかに多いので、
しんどいなんて感じてるひまはない
ですね。
もし今のビジネスに楽しさがないと
すれば世の中に価値を生み出している
という感覚が持てないからかもしれません。
そういう場合は自分の仕事が生み出す価値
を考えてみるか、
そもそもお金が儲かるだけで
価値を生み出している実感が持てない
ビジネスである可能性が高いので
ビジネスの内容を見直してみるのも
一つの方法です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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