こんばんは。堀 智行です。
在庫チェッカーの一般販売が本日の
24時で終了します。
http://zaikochecker.jp/index.php
まだ在庫チェッカーを持ってない人が
周りにいたら教えてあげてください。
なぜそんなことを言うかというと
ユーザーさんにもメリットがある
からです。
今日はユーザー数が増えた方がいい
理由を説明します。
詳しくは編集後記で。
本日のメインコンテンツ
■■不採用の人でも大事にする
先日からパートナー（外注）の募集や採用
についてシリーズでお伝えしています。
面接や書類選考に見事パスした人には採用の
連絡をしますが、
今回は残念ながら不採用となった人には
どういう対応をしたらいいでしょうか。
これは大事なことだと思うので今日は
そのことをお伝えしようと思います。
結論から言うと、私は不採用の人にも
きちんと連絡をしています。
不採用の理由として相手の問題点を指摘して
「●●がダメだから不採用になりました」
とは言いません。
できるだけ「あなたは◎◎というすばらしい
強みをお持ちなんですが、弊社の環境が整って
いないためそれを生かすことができません。
他にご活躍の場が見つかることをお祈りして
おります」
というようなお返事をしています。
（1時間も面接しているのですから相手のいい
ところの一つや二つ言えますよね）
つまり、あなたを採用できないのは弊社の問題
ですということです。
誰でも大抵は強みがありますから、それを生か
せないのはこちらの力不足なのは本当のことです。
なぜこういう対応をするか理由を説明します。
不採用の人への対応は
どうせ採用しない人だから関係ないという
ことで、おろそかになっている企業は
多いと思います。
でも意外と業界は狭いもので、自社で不採用
の人が同業者で採用されるケースがあり、
「あそこは最悪でした」なんて悪口を言われ
るケースはよくあります。
場合によってはその人が自分の会社に発注する
立場に立つこともあります。
だから誰であってもきちんとした対応を心がけ
るのは大事なことです。
ただ、そういうまれなケースを想定するだけの
理由で丁寧に対応しているわけではありません。
そうする主な理由は経営者としていい習慣を作る
のが目的です。
経営者は自分に関わってくれる人の状態を
引き上げて、いいところを引き出せるように
なることがビジネスを成功させる秘訣です。
これは意識してもすぐにはできないので
日頃から習慣になっていないとなかなか
できません。
経営者一人でできることは限られています。
ビジネスを大きくするには周りの人の協力
が絶対必要です。周りの人をいかに自分の
夢に参加させることができるか。
それがポイントなのです。
経営者の力が非常に強い会社も中にはあり
ます。でもそのパターンでは社長自らプレイ
ヤーというパターンからいつまでも抜け出せ
ません。
たとえ二度と会うことはないと思う相手で
あっても、
「あなたはすばらしい強みを持っていますね。
あなたが活躍する場は必ずありますよ」
と言えばその人は力がでるんじゃないでしょ
うか。
そういうことが習慣化していると、
社内であれ社外であれ、自分に関わる人
すべてに無意識にできるようになって
きます。
間違っても捨て台詞を吐いて終わるという
ことはしないようにしましょう。
ただ、これは私の経営に対する考え方で
中には効率重視でやる方もいると思いますし
それを否定もしません。
結果が出ているならそれは一つの正解です。
というより、どういう結果を求めるかが
人によって違うと言った方がよいですね。
あまり完璧を求めると何も進まなくなり
ます。経営者は売上を作って結果を出す
ことが一番に求められています。
それができなければ理念も実行できず、
ビジネスの場から退場を求められます。
ただ、理念も貢献もなく金儲けだけして
いても長続きはしません。
即効性のあることと持続性のあることの
両方が必要なんですね。
今日の話は一つの参考にしてもらえれば
嬉しく思います。
今日は手法というよりも哲学的な話に
なってしまいました。
お読みいただきありがとうございました。
堀 智行
■編集後記
オフラインイベントでユーザーさんに
お会いすると「ライバルに差を付け
たいから在庫チェッカーをこれ以上
広めないでください」
と言ってくださる方がよくいます。
開発者としては非常に嬉しい言葉で
いつもありがたく思っています。
ただ、ある程度は広まった方が
ユーザーさんにとってメリットは
大きいです。
なぜかというと在庫チェッカーの
サービスが質の高い状態で維持できる
からなんですね。
ぶっちゃけ、Amazonを相手にしたツールを
維持するのってとても大変です。
ユーザーさんならご存知だと思いますが、
Amazonの仕様変更にあわせて在庫チェッカー
はバージョンアップを繰り返しています。
そういう継続的なサービスを維持できるのは
ある程度のユーザーさんがいてくださるから
です。少数のユーザーさんしかいないと
採算がとれなくなってしまうのです。
それに在庫チェッカーはユーザーさんが大勢
いても、皆で同じデータをみて市場を飽和さ
せることのない作りにしています。
何の商品を在庫チェックするかはユーザー
さん次第なのですね。その部分が手動なので
他のユーザーさんと同じデータを見て飽和する
ことがありません。
技術的には可能ですよ。
すべてのユーザーさんのデータを共有して
すごいリサーチシステムを作ってしまうことも。
でもそういうことはしていません。
だからある程度ユーザー数が増えたとしても
デメリットはなく、メリットのみなんです。
昨年の6月に在庫チェッカーWinを初リリース
した時は、このツールの需要がどの程度あるのか
読めなかったので、サービスが1年で終わること
も想定していました。
でも今では継続して需要があることがわかった
ので、せっかく気に入ってくださっている方に
使い続けてもらいたいと思っています。
いいサービスを維持するには
少数の人が高額の料金を払うか、
安い金額を大勢の人で払うかのどちらか
になります。
私としてはビジネスをはじめたばかりの人にも
役立ててほしいという思いがありましたので
最初から後者を選択してきたのですが、
今後もその考えでやっていくつもりです。
http://zaikochecker.jp/index.php
もちろん無制限にユーザーを増やすことは
しません。サポートの質が保てなくなる
からです。
そこは今までも様子を見ながら短期間だけの
限定で販売をしてきました。
今回募集をしているのも諸々考えてそれが
よいと踏んで募集をかけています。
http://zaikochecker.jp/index.php
在庫チェッカーの後には在庫チェッカーの
利用を加速させる新しいツールも控えています。
そういった開発もユーザーが増えてくると
やりやすくなります。
なので協力していただけると非常にありがたい
です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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