仕入れ

中国輸入にはない国内仕入れの魅力とは?

こんばんは。堀 智行です。

最近スクール生の中にも国内仕入れ

をする人が増えてきました。

スクールコミュニティ内でも国内仕

入れの話がよく出るようになり、

関心が高まっています。

 

実際、国内仕入れと中国輸入には

共通点も多く、それでいて中国輸入

にはない魅力がいくつもあるので、

選択肢の一つとして知っておくのも

よいと思います。

 

中国輸入だけだと避けられなかった

問題が避けられることもあるかも

知れませんから。

 

今日は国内仕入れの魅力、そして

メリットだけでなくデメリットに

ついても書いてみようと思います。

 

 

本日のメインコンテンツ

■■中国輸入にはない国内仕入れの魅力とは?

国内仕入れのメリットはいくつも

あります。別の言い方をすれば中国

輸入の弱点を補えるとも言えるかも

知れません。

 

私の独断と偏見で(笑)メリットの

大きいと思える順に紹介しようと

思います。

 

(1)キャッシュフロー

国内仕入れの最大のメリットと私が

考えるのはキャッシュフローです。

 

国内仕入れでは後払い決済が基本で

す。

取引代金の締日からその代金を

実際に支払うまでに設けられる期間

のことを「支払いサイト」と言いま

すが、

国内仕入れでの支払いサイトは

例えば月末締めの翌月末払いとか、

もっと有利な条件だと2ヶ月後、

3ヶ月後の月末払いというのも

あります。

 

そもそも中国輸入では「締め方式」

ではなくて取引の度に支払う「都度

方式」がほとんどなのでいつも現金

を先出ししなければなりません。

 

売上が上がるほど手元の現金が足り

なくなるのは現金の先出しをしてい

るからなのですが、国内仕入れでは

売上の回収を早くすれば回収した

売上金から支払うことができるため

キャッシュフローがかなり楽なので

す。

(2)made in Japanの品質

これもかなり大きなメリットでは

ないでしょうか。

もちろん中国輸入でもクオリティの

高い商品はたくさんありますが、

日本向けに販売できるものを選ぶ

必要はあります。

 

それが日本メーカーの商品だと、

悪くても日本の常識の範囲内に収ま

っているので(笑)

おおごとにはなりにくいです。

 

品質管理に使う工数がかなり削減で

きるのは大きなメリットでしょう。

 

(3)不良品の返品が可能

輸入品だと日本に到着してから不良

に気づいても返品する送料の方が

高くつくこともありますし、

不良率が特別に悪いロット不良でも

ない限り、日本に到着したものを

返品という対応はしないのが通常

です。

 

これが国内商品だと販売前に発見し

た不良はもちろんのこと、エンドユ

ーザーが返品してきたものも基本的

にメーカーは返品を受け付けてくれ

ます。

 

国内商品は輸入商品に比べて利益率

が低くなる傾向が強いのですが、

小さな不良でもメーカーに返品でき

るので、顧客からの返品で利益率が

下がることはありません。

 

輸入商品だと不良によって実質的な

利益率は下がるものなのですが、

国内商品ではそれほど変わらないの

がメリットですね。

 

(4)リードタイムが短い

輸入商品の場合、国際輸送にかかる

時間があります。中国輸入だと代行

会社にすでに完成品が到着している

状態でも日本に送るには3日〜5日。

場合によっては1週間〜10日ほど

かかることもあります。

欧米輸入だともっとでしょう。

 

これが国内だと早ければ翌日に納品

なんてことも可能なわけです。

在庫が切れそうになったらすぐに発

注できるので、持つべき在庫を抑え

ることもできます。

(オリジナル商品の場合は製造が

あるのでリードタイムは伸びます)

 

このように国内仕入れにはメリット

が多い訳ですがもちろんデメリット

もあります。

 

■国内仕入れのデメリット

(1)取引のハードルが高い

中国輸入では先払いなので、取引条

件を満たせば誰でも仕入れられます。

お金を先にもらってから引き渡すの

で、売る側はリスクがないからです。

 

ところが、国内仕入れの場合は、

取引関係にこぎつけるまでが大変で

す。

 

かんたんに言うと、

「仕入れさせてください」と頼んで

も仕入れさせてもらえない場合が

非常に多い、ということです。

 

取引条件が後払い、つまり信用取引

なので当然といえば当然なのですが

与信が通らないと取引できないとい

う壁があるのです。

 

するとどういうことが起こるかとい

うと、片っ端から取引してくれるメ

ーカーを探すことになります。

何百社もメールを送るとか当たり前

で、足を運ぶことも積極的にやる方

がよいでしょう。

 

そしてようやく取引してくれるメー

カーが見つかっても、それほど強力

な商品でないこともあります。

 

ほとんど実績がない初心者のうちは

そうなりがちで、そこがハードルの

一つですね。

 

(2)プロダクトアウトのビジネスに
なりがちである

販売の考え方に「マーケットイン」

と「プロダクトアウト」という2つ

の考え方があります。

 

今、市場ではどのようなニーズがあ

るのか?を考え、そのニーズを満た

すための商品を売るのが「マーケッ

トイン」です。

 

それに対して「プロダクトアウト」

というのは、この商品を売りたい、

と最初から商品が決まっていて、

どうやったら売れるかを考える、と

いうやり方です。

 

一般的に成功しやすいと言われるの

は「マーケットイン」の方です。

市場のニーズに合うものを売るから

売れるのは当然だからですね。

 

国内仕入れでもニーズのある商品を

仕入れたいと誰もが思うことでしょ

う。

しかし、仕入れたい商品は仕入れが

難しいので、とにかく仕入れできる

ものから扱うことになりやすく

結果的にプロダクトアウトになりが

ちです。

 

特に初心者にはその傾向が強いと

思われます。

 

(3)薄利になりやすい

これは品質がよく、不良の返品が

できることの裏返しでもあるのです

が、リスクが低い分、輸入品のよう

に高利益率というものは少ないです。

 

利益率10%を切ることも珍しくあり

ません。

でもリスクが少なく、ほぼ確実に

10%かそこら取れるならいいじゃな

いか、と輸入プレイヤーは思うかも

知れません。ここは考え方だと思い

ます。

 

■まとめ

メリットとデメリットをいくつか

お伝えしました。デメリットを聞く

と気後れするかもしれませんが、

どんなビジネスにもメリット・デメ

リットがあります。

 

私は国内仕入れは物販プレイヤーと

して魅力的だと思います。

 

中国輸入の弱点であるキャッシュフ

ローを劇的に改善できるのは特に

魅力ですね。

メリットのところに書き忘れました

が、輸入だとプレイヤーがやらなけ

ればならないことをメーカーがすで

にやってくれていることもあります

しね。

例えば、日本国内で売ることが前提

の商品なので、PSEや技適といった

認証関係はメーカーが取得してくれ

ています。

 

輸入だとプレイヤーのやるべき仕事

をメーカーに投げているようなイメ

ージです。

 

これにより、限られた資源を本当に

必要なことに集中できます。

 

化粧品や食品など輸入だとハードル

が高いものも扱いやすくなるので、

商品の幅も広がるでしょう。

 

輸入ビジネスが一段落したら次の一

手として考えてみるのはよいのでは

ないでしょうか。

 

国内仕入れについて書いてみましたが

いかがだったでしょうか?

 

お読みいただきありがとうございました。

堀 智行

 

 

■編集後記

先日、中国語のレッスンを受けてい

た時に面白いことに気がつきました。

 

日本の中で地方によって発音の違う

文字がある、ということに気づいた

のです。

 

それは

「を」

という文字です。

 

あなたは「を」という文字を

どのように発音しますか?

 

はぁ?なんのこっちゃって思われた

かもしれませんね。

だってあまりにも当たり前のこと

ですから。

 

ところが、人によって発音が違うの

ですよ。現代の日本において。

私は「を」と「お」は同じ発音派

だったのですが、先生は発音が違う

というのです。

 

アルファベットで音を表すと

「お」と「を」はどちらも「O」だ

というのが私。

 

中国語の先生は

「お」は「O」で

「を」は「WO」だと言いました。

 

「そんな音は日本語にはないですよ。

外来語ならスターウォーズのウォ

のような音はあるけど、それはウォ

と書くし、一文字でWOになる音は

日本語にはない。

キーボードでローマ字入力で「を」

を入力するにはWOと打つが、

それは「お」と「を」を区別する

ためのキーボードの都合。

音はOですよ」

と自信を持って言いました。

 

だって小学校で「を」は

くっつきのO(あえてローマ字表記)

と習いましたから。

 

ところがですよ。

ググってみると奈良時代にはOとWO

で区別されていて、現代の日本でも

地方によっては「を」をWOと発音

しているという事実を発見!

まずこちらで奈良時代は違ってた

ことが分かりました。

そして、こちらで九州と長野では

「WO」と発音することが判明。

そうなのか〜。

地方によって違うのか。

方言なのか?

いや、方言っていうのかな?

 

ちょっとよくわかりませんが、

とにかくびっくりしましたね〜。

 

ちなみに中国語の先生は九州出身だ

ったので、納得です。

 

普段、Oと発音してもWOと発音し

ても、ほとんど違いはないし、

区別がないと思っている人にとって

は同じ音に聞こえます。

だから気がつかないんですね。

 

もしかしたら九州人と長野県人の

人は「を」を「O」と発音している

人を見ると、外人ぽいなあと思って

いたのかも知れませんね。

 

あなたはどっち派ですか?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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