こんばんは。堀 智行です。
物販ビジネスで利益率が低すぎるの
は一つのリスクです。
なぜなら利益率が低いと急に商品が
売れなくなった時に大変だからです。
在庫処分をすることで何ヶ月分もの
利益を失うことになりかねません。
そういうリスクは常にあるわけです
から、在庫を叩き売っても損失が
最低限になるようにしておくのが
望ましいです。
そういうわけである程度の利益率
は確保する必要がありますが、
今日は利益率を上げるいい方法に
ついて書いてみようと思います。
本日のメインコンテンツ
■■高く売るだけが利益率アップではない
まずはじめにどれぐらいの利益率が
適正かをお話しておきます。
これは考え方にもよるのでこれだけ
が正解というわけではありませんが、
平均して20％を下回ると低すぎると
思います。
そして、上は50％ぐらいまでが
一般的には上限かと思います。
平均して、といいましたのは、
1商品単位で言うともっと低かった
り高かったりはあってもいいのです
が、全体の平均利益率が極端だと
リスクが大きくなります。
利益率が高すぎて問題という状況は
あまり多くないので今日は低すぎる
ことだけ話しますと、
例えば利益率が10％程度だと
返品や交換で食らうダメージが
大きくなります。
そして、不良在庫になった場合に
販売価格に占める原価割合が大きい
ので、在庫処分をすると何ヶ月分
もの利益が吹っ飛ぶということが
起きます。
輸入販売の場合、仕入先への返品が
できる取引条件はほぼないと言って
よいので、常に不良在庫リスクを
考えていなければなりません。
そういうわけで低くても20％は
切らないようにするのが適正だと
思います。
これは販売開始時にできるだけ露出
させるように対策する、いわゆる
ローンチ時点のことは別です。
その時期は赤字でもたくさん売るこ
とが大事ですので。
で、そろそろ本題に入りますね。
利益率を上げるのに一番手っ取り早
い方法は販売価格を上げることです。
みんなそれがやりたくて、どうすれ
ばライバルよりも高く売れるか、
考えていると思います。
高くても売れる商品を作るのは王道
なのでぜひとも追求して欲しいので
すが、
利益率アップはそれだけではないの
で、他のことも同じように追求する
ことを忘れてはなりません。
当然ですがコストを落とすことに
よっても利益率は改善します。
どれだけ販売が上手くても価格を
上げるにも限度がありますから、
コスト削減することで利益を上げる
ことも絶対に必要なことなのです。
ではどうやってコストを下げるのか？
いろんな方法があると思いますが、
コストが下がればすべてOKかと
いうと、そうとも言えません。
中にはやるべきでないこともありま
す。
よくないやり方の代表例は
「品質を落とす」というやり方です。
確かに原価は下がりますが、
それだけ安物を売ることになります
ので、購入者の満足度が下がったり
クレームが増えたり返品率が上がっ
たり、レビューが荒れたりと
いいことがありません。
そうなると価格も上げられませんし
安くても売れなくなるので元も子も
ありません。
これは商品の質だけでなく、仕入れ
に関わる関連サービスについても
同じです。
例えば送料を下げたいから安い物流
会社を使う場合、下がるのは料金だ
けならいいのですが、他のものまで
一緒に下がってしまう場合は考えも
のです。
時間がかかるようになるとか、
何かあった場合の対応が悪いとか、
輸送が荒っぽいとか、
品質が落ちてしまうと色んな影響が
出るので望ましくありません。
一定の品質は保ちながら、コストを
圧縮することが大切なのです。
物流コストの話が出たのでその例で
引き続き話しますと、品質を落とさ
ずにコストダウンさせるには
ボリュームディスカウントで実現で
きます。
自分の物量を増やすと何かと交渉し
やすくなりますが、いきなりそうも
いかないので、まずは大きな規模で
やってる代行会社など、大きな相手
と取引するという方法があります。
相手にはたくさんお客さんがいるの
で有利な運賃を実現できていて、
小さな利用者にも有利な運賃が適用
できる、というのを実現してくれる
ようなところを探すのです。
コストを比較する時に、この物流会
社はこれで採算が合うのだろうかと
考えてみるとよいです。
採算が合わなそうなら、それは無理
をしているので品質を落として
採算を合わせるしかありません。
一方でそこのビジネスモデルが優れ
ているなら、低コストになるのは
企業努力によるものなので品質は
保たれている可能性が高いです。
これを一つの判断基準にしてみて
ください。
で、ここでその条件を満たす代行会
社はここですって私が紹介できれば
いいのですが、残念ながら、大多数
の人にそうかんたんに紹介できる
ところはありません。
そういういい条件の取引先を見つけ
るのはビジネスを大きく改善するこ
とになるので、常にアンテナを張っ
ておくのが大切です。
こういうのを見つけられるかどうか
は出会いだったりご縁だったりしま
すので、とにかくそういうチャンス
に目ざとくあり、チャンスだと思っ
たら絶対に離さずものにする、
というのが大切ですね。
サッカーでワンチャンスをものにす
るのが大事なのと同じです。
チャンスはいつもいつも転がってい
るわけではないですから。
最近私は、中国からの船便コストを
半分ぐらいにできる業者と出会いま
した。
しかも品質は今までよりも上がりそ
うなのです。
下がったコストはそのまま利益です
から今からワクワクしています。
日本にも拠点があるので早速今週は
見学に行ってきます。
こういう出会いは必ずものにする
のが大切ですね。
お読みいただきありがとうございました。
堀 智行
■編集後記
今日は仕事の合間に散髪に行きまし
た。いつも安いところで済ませて
いるのですが、そこは安さよりも
気に入っていることがあります。
とにかく早いのです！
今日は空いてたのですぐに順番が
回ってきましたが、10分ぐらいで
終わりました。笑
時間が一番貴重なのでその早さが
一番のお気に入りです。
もちろん、恥ずかしいようなヘアス
タイルにはならないので、一定の
基準はクリアしています。
恥ずかしい髪型になるようなら
結局高く付きますからね。
今日のメインコンテンツと同じ理屈
です。そこ大事です。笑
最後までお読みいただきありがとうございました。
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