在庫管理

不良在庫に気をつけるべき理由

こんばんは。堀 智行です。

物販の大敵は不良在庫です。

でも最近物販を始めた初心者の方には

あまりピンとこないかもしれません。

 

不良在庫がたまりだすと、それがどれ

だけボディーブローとして効いてくる

のか、

そして、どうすればその問題を避けら

れるのかを今日は書いてみようと

思います。

 

本日のメインコンテンツ

■■不良在庫に気をつけるべき理由

物販をはじめたものの、残念ながら

撤退せざるを得なくなる方が時々

いらっしゃいます。

 

その中で多い理由は「不良在庫」です。

不良在庫を抱えると資金が回らなくな

ります。利益が出ていたとしても

手元に現金がないのに次の仕入れ資金

が必要になったり、

納税だけはしっかりしなければならな

かったりして、現金が足りなくなるの

です。

 

利益が出ているのになぜ現金が足りな

いかと言うと、現金が在庫に変わって

しまっているからです。

在庫は会計上お金と同じです。

 

いわゆる「黒字倒産」というのは

そうやって起きます。

だから、物販やる上では不良在庫に

対する理解がとても大事なのです。

 

でははじめましょう。

まず、不良在庫とは何か?

その定義から説明します。

 

一言で言えば不良在庫とは

「売れない在庫」ということなのです

が、どれだけ滞留したら

「売れない在庫」だと考えるのかは

人それぞれです。

 

なぜなら皆、資金量も戦略も違うし、

扱う商品によって事情が違うからです。

 

ただ、だれにでも

このぐらいの期間で売りたいとか、

この時期までには売りたいという

想定があるはずで、その想定を上回っ

て在庫が残っている場合は不良在庫と

言えるでしょう。

 

例えばAさんの場合、常に1ヶ月分の

在庫を持つように仕入れを行っている

としましょう。

仕入れたものは全て1ヶ月で売り切って

しまう計算です。

 

計算通りいかないことはよくあるので、

Aさんはもう1ヶ月は余分にかかること

を想定します。

そして2ヶ月経って、3ヶ月目に突入し

ても残っている在庫を不良在庫と考え

ることにしています。

それらは在庫処分の対象とします。

これがAさんの不良在庫の定義です。

 

こういう感じでご自分の事情に合わせ

て不良在庫の定義を決めて下さい。

 

さて、始めの方でも少し書きましたが、

不良在庫が増えると経営が苦しくなり

ます。それだけ手元の現金が少なくな

るからです。

 

例えば、売上を上げるためにSKU数を

どんどん増やすという手法があります。

SKU数を増やせばその中にはヒットす

るものも出てくるのでとにかく登録数

を増やして売上を上げるやり方です。

 

このやり方では1SKUで試しに

2個か3個ぐらい仕入れておいて様子を

見ます。すぐに売れたらもう少し数を

増やしてリピート仕入れをし、調子が

よければもっと増やしてヒット商品化

していきます。

 

でも、当然ながら試しに仕入れたけど

売れない商品も出てきます。恐らく

最初のうちはそういう商品の方が多い

はずです。

 

試しの仕入れですから、1SKUあたり

の仕入れ数は少ないですが、

ちりも積もればです。

 

1SKUで平均2個だったとしても、

売れないSKUが300個になった時は

どうなっているでしょうか。

不良在庫が600個。

1個あたり平均1500円とすると

90万円もの不良在庫です。

 

同じ計算でSKUが500個なら

不良在庫は1000個。

150万円もの不良在庫を抱えます。

 

このように回せない現金が増えて

行くのでお金が足りなくなるのです。

他にも倉庫保管料という見えない

経費も加わるので大変です。

 

視点を変えて1ヶ月での資金繰りで

考えてみましょう。

 

例えば1ヶ月の売上が100万円で

そのうちの利益は25万円でした。

でも不良在庫が30万円増えていたと

したら手元の現金は増えるどころか

5万円減っているんです。

必要な経費の支払いなどがあるので

資金繰りは大変です。

 

そういうわけで不良在庫は経営を圧迫

するので、できるだけ不良在庫を出さ

ないようにすることと、

不良在庫になった場合はできるだけ早

く現金化することが大切です。

 

ではどうすれば不良在庫ができるだけ

出ないようにできるでしょうか。

 

さっきの例でお気づきかもしれません

が、SKUを大量に作る手法では不良在

庫が出やすいです。

なのでSKUを絞って1ジャンルで大量

に売る、いわゆる「単品通販」の手法

が望ましいのです。

 

SKU数で言えば20~40ぐらいまでに

して(バリエーションの場合は親の数)

それらを大量に売ることで利益を上げ

るようにするのです。

SKU数が少ないと1つのカタログに

それだけたくさん力を使って

カタログを作り込めます。

ライバルとの差別化もしやすくなりま

す。

 

そして、そもそも大量に売れていると

いう、市場のニーズを読み違えないよ

うに売れ行き調査をしっかりしていれ

ば、ある程度計算が狂ったとしても

修正するのは比較的かんたんです。

 

最悪、値段を下げれば売れますし

ヤフオクやメルカリにも安く出せば

需要があれば売れます。

 

在庫チェッカーを持っている方は

在庫チェッカーで売れ行き調査をして

ください。これでかなりのリスク回避

になります。

http://zaikochecker.jp/

(今は在庫チェッカーの新規受付は

していませんのでご了承下さい)

 

物販は結果の出やすいビジネスです。

ただ、不良在庫という落とし穴がある

ので落とし穴を避けて長く続くビジネ

スにしていきましょう。

 

参考になれば幸いです。

お読みいただきありがとうございました。

堀 智行

 

■編集後記

大阪から横浜に引っ越して2年が経ち

ますが、基本、都会なので

その土地独特ということも少なく

特に違和感なく過ごしています。

ただ、引っ越してすぐの頃、一つだけ

違和感を感じたことがありました。

 

私は散髪の時にいつもえりあしをバリ

カンで刈り上げてもらうのですが、

大阪にいたときは、刈り上げの長さを

伝えるのに「後ろは1枚で。横は2枚

で」という具合に、長さを枚数で伝え

ていたんです。というかそれが普通の

ことだったんですよね。大阪では。

 

それが横浜で「1枚で」と言うと

通じないんですよ。。。

 

「1枚?ん〜。(しばらく沈黙)

●ミリでよろしいですか?」

(●ミリの数字は忘れました)

 

「いや、●ミリと言われてもそれが

1枚なのかどうなのか詳しいことは

わからないです。素人ですから」

 

「一番短いときはそれなんですが、

それでよろしいですか?」

 

「だからわからないからよろしいかと

言われても答えようがありませんよ」

 

そんな押し問答が続きました。

関東では1枚刈りとか2枚刈りとか

0.5枚刈りとか五厘刈りとか言わない

んですかね?

私の感触ではどうもそのようです。

その言い方が関西独特だとは知りませ

んでした。

 

そんな押し問答をやったもんだから

その床屋ではしばらくの間ビビられて

いました。笑

 

関東以外から関東に出てきた方は

他にも違和感を感じたことはありまし

たか?あったら教えてください。笑

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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