外注化・時短化

WinWinを正しく理解する

こんばんは。堀 智行です。

よく取引先とはWinWinの関係を構築

するべきだ、という話を耳にします。

 

全くその通りなのですが、

では何がWinWinなのか?

これを見誤ると全く逆効果になり痛い

結果を見るはめになります。

 

大事な概念なので、今日はそのことを

書いてみようと思います。

 

本日のメインコンテンツ

■■WinWinを正しく理解する

WinWinの関係を目指す時、最初の第

一歩は何が必要だと思いますか?

 

答えはすごく当たり前のことですが、

・・・

 

相手にとって何がWinかを理解してい

るということです。

 

すごく当たり前ですよね。

でも意外と見落としがちなことでも

あるのです。

 

「相手にとって」

というところが重要です。

 

どういうことかと言いますと、

相手のWinをこちらの価値観で勝手に

判断してしまうことがよくあるから

です。

 

例えば、外注さんとの関係で、

もし自分が外注の立場だったら、仕事

をできるだけたくさんとりたいと思っ

ているとします。

だから仕事をたくさん出してやること

が相手にとってWinになるだろうと考

えます。

 

でもそれはあくまでも、自分が外注の

立場だったら、ですよね。

つまり自分の価値観で判断しています。

 

その外注さんと自分とでは考え方や

価値観が違うことを忘れてはなりま

せん。

もしかしたら相手にとっては仕事の量

はそこそこで自由な時間がある方が

ありがたいと思っているかもしれませ

ん。

 

そういう相手によかれと思って仕事を

どんどん出しても、相手は喜ぶどころ

か徐々に疲れていき、仕事の質が低下

し、お互いにストレスがたまっていく

だけです。

 

なので、WinWinを目指すときは

相手の価値観で何がWinなのかをよく

見定めることが重要です。

 

仕事量のことは一つの例として出しま

したが、他には報酬のこととか、勤務

時間のこととか、どんな仕事を好むか

とか、いろんな要素があります。

目先のことだけでなく、将来どうなり

たいのか。何を目指しているのか。

将来のために今の仕事がスキルアップ

になるなら、報酬にかかわらず、

仕事できること自体Winと感じている

場合もあります。

 

自分の作った商品ページで商品が売れ

た!という結果に喜びを感じる人も

いるでしょう。

そういう人にはちゃんと出ている成果

を教えてあげるようにすれば、お互い

とても気持ちよく仕事ができます。

 

このように、相手にとってのWinとは

実に様々ですので、WinWinを目指す

には相手の価値観でWinとは何かを

理解することがかなり重要です。

 

で、それを理解するのに大事なのは

何かと言いますと、、、

 

はい。やはりコミュニケーションです

よね。

 

面接の時だけでなく、採用後も定期的

なコミュニケーションをとるようにし

ましょう。

チャットワークだけでやり取りしてい

ると相手が何を考えているか、だんだ

ん分からなくなってきます。

何かすれ違いが起きてしまった場合、

文字だけのやり取りだとどんどんずれ

が大きくなるものです。

 

相手の考えが分からなくなったとき、

人はいい方向に考えることはまれで、

ほとんどの場合は悪く受け取って

しまいます。

それで誤解がさらに誤解を呼び心の溝

が大きくなっていきます。

なのでチャットワークなどの文字の

コミュニケーションだけになってしま

わないよう注意しましょう。

 

可能なら直接会うのが一番よいですが、

それが無理でもSkypeビデオ通話で

ミーティングをするとか、電話で話す

ようにすると、ずいぶんと効果があり

ますよ。

 

コミュニケーションをうまくやって、

WinWinの構築に役立ててください。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

堀 智行

 

■編集後記

今日、中国のメーカー担当者とSkype

でメッセージのやり取りをしていたん

ですが、その中で

「空気を読む」という言葉を使ったら、

「それはどういう意味ですか?」って

聞かれたので、日本語を教えてあげよ

うと少々得意げになりながら、

 

「周りの人が何を考えているかを意識

することですよ」と教えてあげました。

 

そしたらなんと「堀さんはそういう

ことをしないタイプですね」って

突然ダメだしされたんですよ。

 

意外な返しに、えっ?なんで?って

思ったんですが、

それは前回中国に行った時の食事の時

のことを言っていることが分かりまし

た。

 

実は3日目の夕食の時だったんですが、

メーカーの若い社員数名が一緒に食事

をしてくれたんですが、

その中に一人だけめちゃくちゃ美人な

子がいまして、びっくりしたんですよ。

一人だけポンとモデルみたいな子が

入っていて衝撃的だったんです。

もしかしてハーフ?って思うような

顔立ちです。

 

「わー、すっごい美人ですね〜!

びっくりした〜。もしかしてハーフ?

えー純粋な中国人なの?すごいね〜」

なんて褒めまくってたんですよ。

 

それがいけなかったみたいで、

「他にも若い女の子がいるのに、

一人だけ褒めたら他の子が傷つくじゃ

ないですか。ああいう時は、みんなか

わいいって褒めなきゃダメですよ」

って言われたんです。

 

みんな平等に褒めなきゃいけないって

そうなのか〜?と思ったんですが、

そういうもんなんですかね?

どうやらその場では私一人が空気が

読めてなかったようで、結構ひんしゅ

く買ってたみたいです。

 

うーん。これは中国独特の文化なんで

しょうか。

それとも私が空気の読めない奴なんで

しょうかw

ちょっと私には分からないのですが

不意にダメだしされて今日は平謝りで

した。

 

そうだったんですか。あの時はひんし

ゅく買ってたんですか。

ちょっと申し訳ない気持ちになりまし

た。でも褒めず何も言わずに帰ってき

たらその方が後悔してたと思うので、

男として悔いなしです。

でも、周りに嫌な思いをさせたん

でしたらごめんなさい。

 

うーん。難しいですね。

すみません。今日の編集後記はいった

い何の話なんだか。。。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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